「もう、○才なのにできない」
「お友だちに比べてできない」
「何度、教えてもできない」
この思いの根底にある感情は
大切なわが子を思う親心
なのではないでしょうか?
だからこそ
できないことを少しでも減らして
できることを増やしてあげたい
周りの子と同じように
できるようになって欲しい
と願うのだと思います。
これはわたしの
子育ての失敗談ですが
子どものできないことを減らす関わりは
親の心も子どもの心も疲れてしまい
良い親子関係を築いていけない
きっと娘は近い将来
この学習で苦労するだろう…
よかれと思って始めた習い事で
実感しました。
今回の投稿は、そんなお話です。
子どもの成長を見守る視点を変える
大前提として…
ある程度の『量』をこなして
『質』を上げないとできるようにはならない
そのためには
繰り返しの経験・学習が大切
だとわたしは考えています。
ですが
苦手なことやできないことをがんばり続けるって
大人でも難しいですよね？
うれしいときは大きな声で笑い
悲しいときは大きな声で泣く
小さな子どもならなおさらです。
がんばる力を伸ばし
喜ぶ笑顔を引き出すためには
子どものできない部分ではなく
今できていることに目を向けて
その幅を拡げていく
という視点が大切だと思っています。
そしてこの関わりの大きな魅力は
子ども自身が
自己肯定感を下げずに
最後までがんばり通す力が育つ
ところです。
自信を失った子の心が戻るには
倍以上の時間がかかりますから…
自分のステキな部分を
自分自身が分かっている
それはきっと
大きな困難に直面したとき
大きな強みになってくれます。
子育ては、チームで
とはいえ、
子どものできていることに目を向ける
周りの子と比べない など
捉え方を変えるって
簡単なことではありません。
でもね、安心してください。
そのために
ことばの相談室しずくはあります。
ゆっくり、じっくり、時間をかけて
今、何ができるのか
どんな関わり方をしていけばいいのか
一緒に見つけていきましょう。
それだけではなく
個別レッスンだけではなく
保護者さん向けの講座も開催しています。
子育ては、
ひとりでがんばるものではなく
チームで協力するものです。
だからみんなで
子どもの成長を見守っていきましょうね。
